診療内容インプラント

Treatment

Treatment 診療内容インプラント

欠損歯を補うインプラント外科

インプラント治療では、顎の骨になじみやすい材料(生体材料)で作られた歯根の一部あるいは全部を埋め込み、それを土台にセラミックなどで作った人工歯を取り付けて欠損歯を補い、不自由なく噛めるようにしていきます。

欠損歯を補う インプラント外科
咬合科
  • インプラント
  • 骨再生誘導(GBR)
  • ブリッジ
  • 総入れ歯
  • 部分入れ歯
  • 精密義歯

インプラントについて

支柱・連結部・人工歯で支えるインプラント構造 インプラント外科

支柱・連結部・人工歯で支える
インプラント構造

インプラントの支柱であるフィクスチャーは、骨の厚みや神経の位置をCT画像で確認し、顎骨に埋入します。人工歯となるクラウンにはセラミック・ジルコニア等、様々な歯科素材があります。

  • 歯を1本失った場合 歯を1
    本失った場合
  • 歯を複数失った場合 歯を複数
    失った場合
  • 歯を全部失った場合 歯を全部
    失った場合

手術について

デジタルサージェリー

デジタルサージェリー

口腔内を3次元的に診断する
ガイデッドサージェリーシステム

正しく埋入するために「ガイデッドサージェリー」というシステムを活用しています。CTスキャンでの画像データを元に、三次元的に確認し、インプラント治療のシミュレーションをして、治療計画を立案し、正確で安全なインプラント手術を行います。

「位置・深さ・方向」を確認する正確なインプラント埋入

「位置・深さ・方向」を確認する
正確なインプラント埋入

インプラントを埋入する位置・角度・深さがずれると、神経や血管を傷つけてしまいます。また、インプラント体と顎の骨の結合性が弱いと、治療後に噛みづらくなります。上下の歯と歯の咬み合わせの適合性を限りなく近づけ、型取りをインプラントメーカに送り(サージカルガイド)、印象を作製し、精緻なポジションでインプラント手術を行います。

  • 口腔内デジタル印象 口腔内デジタル印象

    理想の埋入手術を行うためのシミュレーションの設計を行います。

  • 埋入ポジションを設計 埋入ポジションを設計

    上下の歯と歯の咬み合わせの適合性を近づけ、適切なポジションを取ります。

  • 埋入位置・角度の決定 埋入位置・角度の決定

    顎骨の形態、骨質、歯周組織を予測して、記録をしたサージカルガイドに沿って埋入位置、角度を決定します。

  • 咬合適合 咬合適合

    咬み合わせを整えるため、3D模型を作製し、上部構造を設計します。

三次元画像から安全に埋入するインプラント埋入

三次元画像から安全に埋入する
インプラント埋入

安全に手術を行うために、血管・神経の位置、骨の状態をCTの3次元画像で確認し、インプラントを埋入する位置、深さを精緻に把握します。

「位置・深さ・方向」を確認する正確なインプラント埋入

インプラントと顎の骨が結合するまで治癒期間を置き、結合したら被せ物をセットします。アバットメントを連結してから、歯肉が治癒したら、アバットメントに被せものを装着します。

骨再生誘導療法(GBR)

顎骨・頬骨が不足している患者様へ 骨再生誘導療法(GBR)

顎骨や頬骨の骨量や幅、厚み、高さが足りない場合でも、インプラント体の埋め込みが可能にするための再生治療です。骨補填材と特殊な生体材料を使用します。

骨再生誘導療法(GBR)

側面から骨を入れて高さを創る サイナスリフト

側面から骨を入れて高さを創る サイナスリフト

骨のない頬骨の空洞となっている部分でも、歯肉と歯槽骨の一部を取り除き、骨補填材を注入して骨増生を行っていきます。骨ができたらインプラントを埋入します。

下から骨を入れて押し上げる ソケットリフト

側面から骨を入れて高さを創る サイナスリフト

上顎洞の下の骨から骨補填材を填入して、上顎洞を押し上げてインプラントを埋入します。サイナスリフトより骨の高さがある場合に行う治療法です。

インプラント手術の
精度向上に対する取り組み

豚骨を用いたインプラント埋入実習を実践しています

豚骨を用いたインプラント埋入
実習を
実践しています

インプラント手術は難易度が高い手術です。手術の精度を高めるために、骨の硬さや歯肉の状態が人間と似ており、豚の顎骨を用いた練習を行い、技術力を高めて患者様の治療に対する精度を高めています。

治療の流れ

当院では、治療前にカウンセリングと検査をしっかり行い、患者様が治療内容を理解して納得されてから治療を開始します。

  • Step1

    カウンセリング

    カウンセリングで治療法や手術内容、検査についてご説明します。

  • Step2

    術前検査

    歯科用CTで口腔内の検査・撮影を行います。

  • Step3

    治療計画

    インプラント手術を安全に進めるため、検査結果を元に治療計画の立案を行います。

  • Step4

    手術

    1回目の手術で顎の骨にインプラントを埋め込み、2回目の手術でアバットメントの取り付けを行います。

  • Step5

    術後ケア

    治療後のインプラント周囲炎など腫れや痛みなどを診断し、術後安定する
    ように口腔ケアを行っていきます。

欠損歯におけるその他の選択肢

ブリッジ・入れ歯

ブリッジ・入れ歯

審美性や耐久性を中心に噛む機能の改善のため精密義歯の作製を行い、長期的に安定して噛める歯をつくります。

ブリッジ

ブリッジ

欠損歯が1~2本の場合、欠損歯に隣接する健全な歯を利用して橋を渡すように義歯を作ります。健康な歯を若干削ったり、義歯支える健康な歯に負担がかかる点があります。

部分入れ歯

部分入れ歯

ノンクラスプデンチャー /
エステティックデンチャー

歯茎の色をしたプラスチックと人工的な歯の組み合わせで審美性に優れ、着脱可能な入れ歯です。外れにくいように特殊な樹脂で作製します。

総入れ歯

総入れ歯

インプラント義歯(オーバーデンチャー)

インプラント義歯は通常、2~6本のインプラントを固定原として利用します。固定源のインプラントに、義歯を強固に維持・安定させることができます。

より美しく、快適な入れ歯をエステティックデンチャー

より美しく、快適な入れ歯を エステティックデンチャー

BPSデンチャー
より美しく、快適な入れ歯をエステティックデンチャー

エステティックデンチャーとは、金属のクラスプ(留め具)を使用しない入れ歯です。透明度の高い素材で、一目で入れ歯だとわからないほどの自然な見た目を実現します。機能性に優れた樹脂を使用しているため、従来の入れ歯に比べてとてもしなやかで、入れ歯を付けているのを忘れてしまうほどお口にフィットします。

エステティックデンチャーの
メリット

  • 透明感があり、見た目が自然
  • ニオイや汚れがつきにくく、耐久性が高い
  • 適度な弾力性があり装着感が良い
  • カンタンに取り外しができる